第1回対話集会の報告と発表者資料


3月31日(日)に、第1回目の「市民と立候補予定者の対話集会」を開催しました。
その報告と報告者の発表資料へのリンクをお知らせします。

第1部では市長・議員・会派マニフェストの要件についての意見交換をおこないました。
この意見交換を踏まえ「なら・未来」では「マニフェスト要件」を再設定しました。
要点は以下の通りです。詳細はこちらのブログからご覧いただけます。


市長マニフェスト

マニフェストは明確な理念の提示を!
②優先(重点)政策の提示を!
③市民・有権者の立場に立った、わかりやすさが第一のものを!
マニフェスト・フォローアップ体制の明記を!



議員マニフェスト


①どんな議員をめざすのか
②どんな奈良市をめざすのか
③議員として何をやりたいのか
④どのように市民ニーズを把握するか
⑤どのように市民への説明責任を果たすのか

第2部の「奈良市がかかえる現状と課題についての各種団体の報告と意見交換」では「なら・未来」の代表幹事の木原から「奈良市政の重要課題」、奈良市の財政を楽しく学ぶ会代表の加門進二郎さんから「奈良市の財政」について、そして奈良市観光大使交流会代表の村内俊雄さんから「奈良の観光」についての現状と課題にかかわる報告がありました。


奈良市政の重点課題
政策研究ネットワーク「なら・未来」木原勝彬

■難題の解決を先送りしない市上層部の責任ある意思決定とリーダーシップ
■市民・行政・議会による財政危機の共有化と克服
■閉鎖的な行政組織風土のオープン化
■市民参画・協働・地域自治による自治体運営
■市民・市政に責任をもつ議会


奈良市の財政状況と課題
奈良市の財政を楽しく学ぶ会 代表 加門進二郎

◆ 財政専門家の見方 「財政再建のために体を張ってきた訳でない」(小西教授)
◆市民財政白書 →高コスト体質に原因があることが判明
奈良市全借入金(平成23 年度末)3130 億円(内一般会計 1896 億円)
◆ 第1次~第5次行財政改革は機能したのか?・・・・奈良市は体を張って改革してきたか?
◆ 財政危機の共有 奈良市財政非常事態宣言


奈良の観光の現状・課題・提案
村内俊雄 

●現状 

  • 観光客は横ばい、宿泊客・修学旅行の減少、観光目的と形態の変化など

●課題 

  • 奈良の魅力が活かされていない」
  • 情報発信や連携が不十分
  • 観光インフラの整備が必要

●提案

  • 奈良の魅力を発信できる体制づくり
  • 奈良の新しい観光資源の開発
  • 観光を活性化するための連携体制づくり
  • 観光インフラ整備
  • 外国人観光客の誘致 


報告者の発表資料は、以下からダウンロードしていただけます。

奈良市の重点課題
奈良市政の重点課題資料.pdf 直

奈良市の財政状況と課題
奈良市の財政.pdf 直

・奈良の観光の現状・課題・提案
奈良の観光.pdf 直


 4 月13 日(土)にも第2 回対話集会を開催し、市政がかかえる課題について意見交換をおこないます。5月25日(土)の第3回は、立候補予定者によるマニフェスト発表会とする予定です。また公示前には公開討論会も予定しています。(会場は、第一回と同じ「きらっ都・奈良」フリースペース、午後1時半からの開催です)

 立候補を予定されている皆さん、市民の皆さんのご参加をお待ちしています。市民参加で、高投票率の市長・市議会議員選挙を実現しましょう!!