「環境マニフェスト評価」発表者 川波太さん


8月23日、「なら・未来」の例会が行われました。毎回会員のどなかたに話題提供していただき、それをもとにフリートークを展開する形式です。


今回の話題提供者は、NPO法人環境市民ネットワーク天理理事の
川波太さん。同ネットワークの活動は、環境に関する講演会やセミナーといった啓発、川の清掃、自然観察会といった実践を中心にスタートしました。



その後「市民が提案する環境マニフェスト」、市長の環境政策に関するマニフェストの検証、街路樹(イチョウ)の健康度調査や街路樹剪定に関する提言など、より高度な活動へと発展しつつあります。同ネットワークが提案した環境マニフェストの中には、街路樹の剪定方法の見直し、産廃処分場の建設反対など、市の施策に反映されたものも少なくありません。



また、市長マニフェストの評価結果については、南市長本人も大きな関心を寄せているそうです。市民側と行政側が適度な距離を保ちながら、お互いに刺激し合い情報交換しながらよりよい環境政策を実現してきたように見えます。



参加者からは、街路樹をめぐる話題を中心に活発な意見が交わされました。天理市の取り組みと比べた奈良市の街路樹の現状、街路樹の樹種選定と管理が連動していない縦割り行政の弊害など。


また、「なら・未来」と異なり環境問題にテーマを絞ることで、行政との協働がうまくいっているのではないかといった意見も出されました。


※ 川波さんの当日発表スライド資料は、こちらからダウンロードしてごらんいただけます。PDFファイルのため、ブログサービスの仕様上、そのままではリンクしていません。お手数ですが、アドレスをコピーして検索窓に貼つけ直してください。

https://www.dropbox.com/s/ihjrczyl60ffjb7/2013環境マニフェスト.pdf 




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